「ほっ」と。キャンペーン

<   2013年 01月 ( 2 )   > この月の画像一覧

四川料理の味わいを表す言葉として、だいぶ定着してきた感のある、「麻辣 ma2 la4」
四川料理の代表格で人気の高い一品、「麻婆豆腐 ma2 po2 dou4 fu」
などに含まれた文字「麻 ma2」。
料理用語としては「しびれる」という意で、この「麻」要素を発揮するのが
花椒 (hua1 jiao1)

今回行った店「天府舫」へ入ったら、なんと過去に会った覚えのある人が席へ案内してくれたのだが、内心驚きつつも明確に思い出せず、ひとまず注文を済ませてから考えていた。
どこで会ったんだろう?
たしか中華料理店だったよなぁ?
店員さんだった?近くに居たお客さん?
それとも食事ではない場で?
と、あれこれ記憶を辿っているうちに、さきほどの人がひと品運んで来た。
◎麻辣冷豆花(麻辣寄せ豆腐)
a0105981_2361819.jpg

この料理からふんわり立ちのぼった花椒の芳香を吸った瞬間、思い出した!

以前、本郷の四川料理店へランチタイムに行ったときのこと。
その時食べたものの花椒の香りがとっても清々しく印象的なものだったので
店を出る前に店員さんにそれを話したら、香りにこだわったものを四川省から仕入れていることを教えてくれたうえに、
「そのものの香りを吸ってみますか?とってもいい香りなんですよ」
と、花椒を詰めた袋を開け、香りをかがせてくれたのだ!
本当に爽やかで清くクリアな、いい香り。
尊い体験をさせてもらった嬉しさに心を弾ませながら店をあとにした。

なんと!そのとき応対してくれた人だったのです!
以前居た店のように、自分の力で本物の四川料理をより多くの人たちに知ってもらうという希望を実現すべく、留学で来日時初めて訪れた新宿で新たに船出をしたそうだ。
そして当時の話をしたら、
「それね、今もやってますよ!みんな喜んでくれますね」
と仰り、席から少し離れた厨房手前のカウンターに、花椒がたっぷり入った透明の大瓶が置かれていた。
店名に使われる「舫」の字、「舫い(もやい)」といって、船と船をつなぎあわせて幾艘もの船が停泊するもののことをいうのだが、あの花椒がまさに店と客、客同士、客と四川…たくさんの関係をつなぎあわせる「舫」の役割を果たしているのだ。

◎正宗担担面(汁なし担担麺)
a0105981_0294032.jpg

麻辣が利いたタレは底に潜んでいて、混ぜるとこうなる。
a0105981_0305174.jpg


◎天府手工水餃(手づくり天府水餃子:スープなし)
a0105981_0325294.jpg


今回はひとりでこれらをいただいたが、メニューには正宗四川菜がたくさん並ぶ。
また「奥深き四川料理の世界」に船出したい。
そして花椒の舫で、ゆらり停まり漂いその世界にひたるのだ。

天府舫(てんふふぁん)←HPへリンクしています。
東京都新宿区西新宿7−4−9
TEL 03-3368-5568

ブロぐるめ! 食べ歩きポータル
[PR]
テーブルでジュワジュワ焼く羊肉串をはじめ、吉林省延辺朝鮮族自治州の「韓国料理×中国料理」の融合を楽しめる延辺料理店・千里香。
池袋店には、大きなメニュー冊子が2冊存在します。
a0105981_2172661.jpg

これが、千里香のメニュー。
そしてもう1冊!
a0105981_2182737.jpg

北京をはじめ中国国内の広範囲に店舗展開をしている牛肉麺チェーンである
美国加州牛肉面大王」のメニュー!
なんと!異なる時間帯での二毛作ならぬ、二店同時営業状態なのです!

ここの牛肉麺は、塩や花椒などがほんのり利いたさっぱりスープの「清真牛肉麺」系と異なり、
醤油ベースでところによっては八角や辛味を利かせていたりもする「紅焼牛肉麺」系のもの。

◎加州牛肉面 (カリフォルニア牛肉麺)
a0105981_21373776.jpg

牛肉は、心をこめて育てた2〜3歳の仔あか牛を使い、
麺は、天然強力粉のツル&モチな麺。
香菜もパラリとかかり、芳香がふんわり。
テーブルにある辣油をちょい足しするのも、また旨し!
a0105981_2155239.jpg

いやぁ〜、なかなか出合えぬ正宗大陸牛肉麺。
好吃〜♪
なのですが、高い!
¥1,180-。
もうちょっと気軽にいただける価格だったら、通いたい(笑)
ランチタイムはお手頃価格でセット提供しているようです。(←エレベータ傍にたたんで置いてあった外置き用のスタンド式看板が、チラッと見えた^^;はっきり見えなかったけれど、価格表示が3ケタだったような。)

器には、チェーンブランド名が。大陸店舗でも使っているのかな、きっと。
a0105981_21533429.jpg


ここで、メニュー表紙にも大きく書かれている店名
「美国加州牛肉面大王」
をちょっと紐解いてみましょう。
美国=アメリカ
加州=カリフォルニア州
ですが、牛肉麺がカリフォルニア名物、ということではないはず^^;

これには、重慶出身のあるひとりの中国人の存在が。
その人・李北祺氏がカリフォルニアに渡り「牛肉面大王」を開いたところ在住華人に広く喜ばれたようで、のちに中国で「李先生 美国加州牛肉面大王(←リンク先音声あり)」をチェーン展開、中国式ファストフードの基礎を築き先駆けとしての地位が確立されたのだそう。店舗数がどんどん増加して浸透していく間に、店名であった「美国加州牛肉面大王」ということばも、ひとつのカテゴリー・ブランドに育っていった。
その流れを経て後発でできたのが、今回千里香に登場した「志瑞祥 美国加州牛肉面大王」なのかな。

今はそんなことはなくなったと思いますが、昔は名称に「美国」とあったら箔がついたのでしょう。
余談ですが、全く味付けの違う「炸鶏(フライドチキン)」に「肯徳基(ケンタッキー)」とよく付けられていたものです(笑)

今回はこの牛肉麺だけをするっと食べてまいりましたが、せっかくW営業なので、延辺料理を堪能したあと、〆の一杯に牛肉麺、というのもよいかも!

今回行った店、
あえてこのように呼ぶことにしちゃいます!

志瑞祥 美国加州牛肉面大王 東京店
東京都豊島区西池袋1−21−1
YKDビル7階
千里香 池袋店 内
TEL 03-5992-8171

ブロぐるめ! 食べ歩きポータル
[PR]