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漁村夕照図

13世紀中国南宋時代、 牧谿(もっけい)という禅僧が、中国江南地方を描いた水墨画の作品です。
根津美術館へ観に行ってきました。
HPに、現在観覧できる国宝として掲載されています。
江南地方は、たとえば蘇州や杭州あたりなどの水郷の美しさを
上有天堂、下有蘇杭
といって例えられます。
その地の幽玄な雰囲気、湿潤な空気、暮れかけた陽の淡い光のイメージなどがみごとに描かれていました。
また江南地方のことを、
魚米之郷
ともたとえます。
新鮮な魚や作物に恵まれたところ。
静かな村で日々営まれるゆたかな暮らし、のようなものまで感じられます。
上海とか杭州とか、江南料理が食べたくなってきます(笑)
「食欲が湧く作品」
なんていったら、芸術界の人々に叱られそう…

この作品などが観覧できる現在の展示は、

新創記念特別展 第四部
胸中の山水・魂の書
山水画の名品と禅林の墨蹟

として、4月18日(日)まで開催しています。

常設展示もみどころ豊富。ホールでは、天龍山石窟の仏頭を間近で見ることができて嬉しい。

室内の展示を観覧したあとは、しばし庭園をゆっくり散策。
青山に居ることを忘れそう。耳に入るのは、木々のざわめきと鳥の声とときどき水の音。
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この庭園にも、春到来。辛夷が咲いていました。
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うっすら虹もお目見え♪
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周囲の喧騒と対照的な世界が広がっています。



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