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龍圓

「こだわり厳選の食材・油」
「あとでもたれないやさしい中華」
「ヌーベルシノワ」
龍圓が語られるとき頻出度の高いキーワード。
たしかに、そう。
しかし、実際に食べてシェフに会って、それらひとことでさらりと言い切れるものではない、新鮮な体験ができた日だったなぁ、と、今月初めに行ったときのことを振り返りながら、今思う。
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自己紹介したときに「わたし中華大好きで!」と言ったら、
「いや〜、うちのはねぇ、中華料理っていうか、変態料理だから!」
と、テレビや書籍で見たのと同様のとびきりな笑顔で答えた、栖原シェフ。
料理が運ばれるたびに炸裂する、ギャグ混じりのトークの渦に巻かれそうになったが、「変態料理」というのは、こだわりはこだわりといっても、それは並大抵のこだわりではないのだ、という語義で使っている、栖原シェフオリジナルの謙譲語なのであろう。
こだわって選んだ食材から、さらに最高の一瞬を見いだしたり引き出すことに、またこだわる。それがおまかせコースの料理をいただくなかで随所にちりばめられている。
例えば。
前菜の高知産葱の爽やかさが、実は一緒に皿に乗った魚よりもイチオシであったり、
なんでも国産ならよいわけではなく、中国にだって良いものがある、いいものはいい、と力強い言葉とともに現れた雲南産松茸や、
飛騨牛を使った料理では、メインは牛肉というより、一緒に調理された翡翠の如く輝く銀杏だったり、
白飯は、コシヒカリなどよりも炒飯に合うと思って選んだのがきっかけという、山形はえぬき。これを、テーブルに供する分だけを都度土鍋で炊く。一旦厨房からテーブル傍まで運ばれるが、こだわりの蒸らし時間(◯分◯秒)まで、鍋からシューっと吹く蒸気を見つめながら待つ。
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これらが寡黙で固い表情で静か〜にすすんでいたら、きっとこちらも肩凝るような緊張状態だったのかもしれないが、シェフの陽気な爆裂トークをはさみながらだから、結果いいバランスだったり(笑)先に登場した高知産葱が乗った前菜は、ゴマサバに胡麻ソースだったのですが、静かにおいしいね〜といただいていたら「せっかくごまつながりにして、コレ笑うところなんだけどな〜」と言ったり、銀杏のときは「これのネックレスもらったらどんな宝石よりも最高にうれしいよね〜」と銀杏への溺愛ぶりを表現してみたり!

今回いただいた料理たち♪おまかせコースでした。

◎皮蛋ムース
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◎ゴマサバの燻製に胡麻のソース と 高知産葱
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◎ヤリイカとイクラの醤油漬け
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◎雲南産松茸のフリット すだち添え
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◎かに玉 トリュフのせ
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◎玉ねぎピューレと上湯(シャンタン)と生クリームのスープ
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◎エビのクリーム春巻 まわりの塩を付けて
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◎飛騨牛モモ肉と栃木産アスパラと銀杏の炒め
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◎山形はえぬきの土鍋炊きごはん
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◎冷製担担麺
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◎三浦産朝採れナスの麻婆茄子
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◎杏仁豆腐 と ココナッツアイス
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楽しかったです♪
ご一緒した、はっしーさん(ご紹介&手配ありがとうございました!)・kyahさん華麗叫子さん、ありがとうございました!

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